【無料EA】進化系Steep MACD Cross+with ATR Stop

Steep MACD Crossに相場環境に応じた柔軟なストップロス値を設定!

久々の記事更新です。以前アップしたこのEAですが、ブログの読者様からのご依頼を頂き、機能追加いたしました。元のEAについては、以下で公開していますので御覧ください。

参考記事:【無料EA】MACD+「交差角」ロジックのEA Steep MACD Cross

どのような内容を追加したかというと、元々固定値だったストップロスを、相場のボラティリティに応じて可変地となるように機能を追加しました。具体的には、ATRというテクニカル指標を使って算出します。


EAの説明

【使用する足、通貨ペア】
・ドル円、1時間足など
(※特に指定はないので、色々な通貨ペアと時間足で試してみてください)

【設定パラメータ】
・Lots = 0.1
→ Lot数(最小0.01)です。
・MagicNo = 28001
→ マジックナンバーを指定します。
・Minkakudo = 5
→ エントリー条件となる交差角の最小値を指定します(これ未満の交差角だとエントリーしません)。
・max_sl_pips = 50
→ 最大の損切り幅をPips単位で指定します。
・Multiple_ATR_forSL = 2
→ 損切り幅を過去のATR値から計算する際の係数です。ここで算出された値と、max_sl_pipsのうちから、小さい方の値がストップロス値として設定されます。この値が大きいほど、損切り幅が深くなります。
・tp_pips = 100
→ 利確幅をPips単位で指定します。
・trailingpips = 10
→ 何Pips動けばトレイリングするか指定します。
・Slippage = 1
→ スリッページをPips単位で指定します。

【エントリ条件】
・MACDのシグナルがゴールデンクロスした際、交差角が [Minkakudo] 以上であったら買い
・MACDのシグナルがデッドクロスした際、交差角が [Minkakudo] 以上であったら売り

【イクジット条件】
・ロングの場合:MACDのシグナルがデッドクロス
・ショートの場合:MACDのシグナルがゴールデンクロス
・TPまたはSL条件を満たす


バックテスト例

デフォルトの条件にて、ドル円1時間足で2012年1月~2016年11月までの5年間でバックテストを行ってみた結果が以下です(スプレッド1.0Pips)。横ばい時期が続いていますが、直近では利益を積み上げられていることがわかります。

ちなみに・・・本機能を入れる前(固定ストップロス)の同期間バックテストを行った結果が以下です。あれ・・・こっちのほうが成績がいい・・・。

・・・ということで、特に今回の機能追加でメリットはないのですが、要望を頂いたということもあり、せっかく作ったのでアップさせていただくことにしました。お好きな方をご利用ください。

Steep MACD Cross with ATR stop

Steep MACD CrossにATRを元にしたストップロス機能を付加することで、相場環境に合わせた柔軟なストップロス設定を行うようにしました。最大DDが若干緩和されています。

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